三脚

頑丈で安定した三脚は、ストレスなく星を楽しむのに必須です。必須。
最初はカメラ用の三脚を使用していましたが、望遠鏡用に設計されたものの方が安定していると思います。
カメラ用の三脚は安定しているように思えても、星を見る屋外で風が強いと載せている望遠鏡が揺れてストレスが溜まります。
快適な楽しい時間を過ごすために、しっかりした三脚を使いたいです。

私はAZ-GTiとセットで販売されている三脚を使ったことがありませんが、そこそこ値段のわりにはしっかりしているようです。
でも良い三脚はずっと使えると思うので、よりしっかりした三脚を使うに越したことはありません。

APP-TL130

日本の総合光学機器メーカー、Vixenが同社製架台向けに販売している、丈夫で頑丈で頑丈な三脚の中では比較的手が届きやすい価格の三脚です。
(ほんとにしっかりしていて軽いカーボン三脚などは、望遠鏡と同じぐらいの値段がします。)
Vixen 天体望遠鏡 APP-TL130三脚

使ってみるとわかるのですが、センターポールが3本の足と架台をグッとしっかり固定する役割をしていて、とても安定感があります。
APP-TL130-2

注意点がいくつかあって、同社製のAPシリーズマウント、GP2赤道儀、ポルタII経緯台など用に販売されている製品のため、通常の雲台を載せられる構造になっていません。
雲台によく使われている1/4''ネジや3/8'' ネジで雲台を搭載するためには、APP-TL130の上部の穴を塞いで変換するアダプターが必要です。

アダプターは市販もされていて、例えばアイベルさんでは下記オリジナル商品が販売されています。

SXG雲台アダプター(3/8カメラネジ用)

私は、3/8インチの太ねじが使えるようにするアダプターを迷人会工房(https://meijinkaifactory.blog.fc2.com/ )の井戸端秀樹さん (@U0KN5K0eM9nJ1ZM) さんに微動雲台と一緒に作成していただきました。

APP-TL130
(左:素のAPP-TL130 / 中:迷人会工房の井戸端秀樹さんに作成いただいたアダプターを装着 / 右:さらにMORE BLUEさんのハーフピラーを装着)
※ハーフピラーについては、微動雲台の項に記載しています。