ATOM Cam 2は、画角120度もあるため、そのままでは私の環境では向かいのマンションなどが映り込んでしまい、少し支障がありました。
そこで、内蔵のレンズを交換してみます。
下記の分解の記事を参考にしました。
レンズハウジングごと取り出したレンズがこちらです。
ATOM Cam 2のようなカメラでは、昼間の映像ではUV/IRカットフィルターを挿入して色をきちんと調整し、夜間のナイトビジョンではUV/IRカットフィルターを挿入するため、コネクタがついています。
レンズはM12マウント(Sマウント)なのですが、ピント位置がズレるのを防ぐため、メーカーでマウントに接着されています。
天体の観測にはUV/IRカットフィルターは不要なので、レンズハウジングをUV/IRカットフィルター無しのものに交換します。
基盤の裏側からネジで止めるようになっていますが、ネジはそのまま流用できました。
ネジ穴の間隔も問題ありませんでした。
レンズによると思いますが、焦点距離6mmのレンズはきちんと元のハウジングに収まりました。
防水性能は損なわれている可能性があるので、屋外への設置は注意する必要があります。
ATOM Cam 2のレンズを替えたので、IRパスフィルターと延長筒をなんちゃってレンズフードにしてマスキングテープで貼り付けた pic.twitter.com/yuxhQloAfc
— pirosap (@pirosap) June 5, 2022
条件が良ければ、街中でも流星を動画撮影することができます。
下記は、2022年7月25日から26日にかけて市街地で撮影できたみずがめ座δ南流星群の連続動画です。