ZWO ASI071 Pro

ZWOがDSO Camerasとして販売している冷却CMOSカメラです。

ASI071MC Pro
国内では、何社かが取り扱いをされています。

当初、このカメラは ASI071MC-Coolとして販売されましたが、後にデータ転送を安定化する目的で256MB DDR3メモリーバッファを追加し、筐体を直径78mmから86mmに変更したうえで6本のネジによる気密性を高め、結露に強くなったASI071MC-Proとなりました。

2017年末にASI071MC-CoolからASI071MC-Proへの有償アップグレードサービスが行われていたようで、私が入手したのはこのアップグレード品の中古品です。
ダークファイルを撮ることを考えると温度がいつでも一定に保てる冷却カメラが欲しいな、と思って探していたのですが、タイミングよく中古が出ていたので、10万円以上の機材は買わないポリシーに反して手に入れてしまいました。
4年以上前に販売開始されたモデルですが、まだ販売継続されているカメラでもありとても気に入っています。
2022年に値上げがされて、現行品の価格はおおよそ216,500円ぐらいです。

イメージセンサーはSONYのIMX071が使われていて、APS-Cサイズです。
解像度は4944 x 3284ピクセルで、1ピクセルの大きさは 4.78 μmです。
ASI385MCが1936 x 1096ピクセルで、1ピクセルの大きさは 3.75 μmなのを考えると大きなイメージセンサーのカメラです。

下記のサイトで、SV503 80EDとx0.8レデューサーで見てみると、網状星雲がおおよそ全体入りそうです。
TELESCOPIUS - Telescope Simulator
vell